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第17回:ショッピングセンター

 沖縄農園代表取締役 具志堅正秀(ぐしけんまさひで)によるコラム集

 高校時代、コザ市(現沖縄市)から普天間まで、1年間バス通学していました。ちょうど「ワンマンバス」になったばかりで、運転手がバス停の案内をするのですが、たいていの運転手はぶっきらぼうな上、そうとうな沖縄発音(なまりがきつい)です。途中当時、外国商品を扱うショッピングセンターが途中にありました。現在は、増築して大きくなっている「プラザハウス」という名前です。当時はアメリカのような感じでモダンでした。停車を告げる車内放送が始まると同乗している女子生徒とは目をあわさないようにうつむき加減によそよそしくしたものです。

「つゅぎは〜ブラジャーハウス、ブラジャーハウス」 と、連呼するのです。

ですから、そのようなことに興味のある年頃ですから「このおじさんよー」という空気が車内に充満したものです。これはまだましで、「つゅぎは、   ブラジャーハズス、ブラジャーハズス」に聞こえるくらいの発音わるーも   いました。聞いて笑いをこらえきれない人もいたようです。

いまでも、このショッピングセンターで食事をすると思い出し笑をします。 いまはバスに乗るとしっかりした発音のテープが流れ、なんだか味気ないなぁ?と感じているのは私だけでしょうね。それにおじさん達も標準語がうまくなりました。