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第19回:マーミナーチャンプルー

 沖縄農園代表取締役 具志堅正秀(ぐしけんまさひで)によるコラム集

 以前会社で若い社員が、昼食を終えたときに、「近所の食堂のメニューにあるマーミナーチャンプルー って何ですか?」と聞いてきました。うちなー方言を知らないのも、とうとうそこまで来たかという感じを受けました。

マーミナーチャンプルーとは、モヤシと豆腐などを炒めたものです。「マーミナー」の語源は豆菜からきたもので、ウチナーグチで「モヤシ」のことです。確かに豆の芽が萌えてできるので字を書くとわかりやすいですね。

日露戦争の旅順要塞が陥落したとき、ロシア兵はビタミンC不足で壊血病にかかっていたのが多く、その結果戦意喪失したといわれています。その時、実は大豆はたくさん備蓄されていたそうですが、マーミナーを作れば病気もふせげたでしょうね。発芽することでビタミンCができるのです。

大豆は味噌や醤油にも化けるし、マーミナーにもなり、大変優れものですね。マーミナーチャンプルーは同じ豆から作る豆腐といためておいしですよ。さて、今夜のおかずはマーミナーチャンプルーにしよう。料理のポイントはマーミナーのひげの部分を丁寧に切ることかな。