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第22回:お月見

 沖縄農園代表取締役 具志堅正秀(ぐしけんまさひで)によるコラム集

 先ごろ旧知の上海にあるベーカリー、「上海マルコポーロ」(上海馬哥孛羅面包有限公司)の総経理(社長)が夏休みで家族と沖縄に遊びにきまして、沖縄県内を案内しました。その際、いろいろと経営話を交わしました。今、上海は大発展の渦中にあり、直営店舗がすでに進出10年で34店舗に拡大しているとの話で、食生活の世界化でますますベーカリーは拡大しているとのことでした。
しかし、利益面で大いに貢献しているのは、意外にも伝統食品『月餅』であり、この時期、月餅ボーナスを弾むほどだそうです。中国人にとって、中秋節は特別な行事です。所得向上とともに月餅の消費量も急拡大、なおかつ高額化傾向にあるそうです。種類も小豆餡やナッツ入、肉入り、卵黄入り、香辛料たっぷり入ったものなど豊富なバラエティです。

 そんな月餅は、日本円で1000円から2300円くらいで、特に高級化粧金属箱のセット品は良く売れるとのこと。それを80万個以上も生産するし、歩合制で、手作りで懸命につくるその姿を想像するだけでもすごいと思いました。

沖縄も月見時期になるとフチャギ(餅と豆の菓子)が大いに売れます。また月見できる広場は人であふれ、民謡が聞こえます。それとも今はカラオケ店かな?