おきなわコラム > 第24回:おでん

第24回:おでん

 沖縄農園代表取締役 具志堅正秀(ぐしけんまさひで)によるコラム集

「とんそく」といえば、中華料理で見かけることがありますが、通常の食生活ではなかなか出てこない食材ですが、豚肉料理が中心の沖縄の食卓では、よく使われる食材。あしてびちは、本土からのお客さんが、興味をもつ一品です。なにしろ食べなれてないからでしょうね。長時間煮られて、プルプルとしていて、ずいぶんと やわらかくなったアシテビチは人気があります。脂肪分は少なく骨とコラーゲンだらけ といっても過言ではありません。

 さて、このアシテビチ、おでんはもちろんですが煮付 け料理として町の食堂に定番としてあります。もちろんスーパーの惣菜コーナーにも。 那覇の市場には足から顔まで売られています。沖縄そばの上にも乗っかって“テビチそば” としてだしている食堂も多くあります。 私が好きなのはやはりボリュームのある煮つけです。まさに沖縄は豚肉文化県ですね。那覇港前の食堂で若い娘がかぶりついていたの を今でも思い出します。沖縄の町中の食堂めぐりすると独特の面白い料理に出会うこと があります。見かけは悪いですが、試してみる価値ありです。