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第26回:田いも

沖縄農園代表取締役 具志堅正秀(ぐしけんまさひで)によるコラム集

 お正月や旧盆など行事に登場する料理の定番に、私が好きな田イモがあります。油で揚げ、それを砂糖醤油などで味付けしたものや田楽風にしたものなどがあります。田イモは、水田にできるイモで沖縄料理には欠かせないものです。沖縄県内の主な産地は、宜野湾市や金武町などです。東南アジアなどにあるタロイモより色が深く、粘りが強いのが特徴です。

 田イモは子沢山の縁起物と言われております。それで沖縄は、全国一の出生率なのかな?なんて考えてしまいます。

 さて、この田イモ、最近では生活改善グループや農協婦人部などの取り組みで、利用製品がいろいろ出てきています。その代表が当社でも直営店で取り扱いしております田イモパイです。この商品だけを製造販売して成功している方も何人もいます。それぞれ個性があり、一様に中身がたっぷりで甘味がおさえられております。また揚げたてで美味しい。その上価格もリーズナブルで女性に人気があります。

 最近では、田イモまんじゅうで人気が出ている店などがあり、いずれも女性ならではの アイディアです。田イモは、料理としてのメニュー開発がもっとすすんでいい食材だと思います。アジアには多くのタロイモ料理がありますので参考になります。しかし、男性は食べるだけでいいのかな?